自分の時間を10秒単位で売買できる「タイムバンク」メタップスが新アプリを!2017年初秋日本上陸予定
仕事をしてお金を稼ぐ。そして、欲しかったマイホームを買う。
この過程を細かく砕いてみると、
1万時間の労働力→1万時間分のお金
1万時間分のお金→家と交換
と言う手順がなされています。
もしこのタイムバンクがリリースされると、
1万時間の労働力→1万時間働いたというデータをGET
1万時間のデータ→家と交換
ということが事実上可能になります。
これらの違いは、2点あります。
- お金には硬貨や紙幣という「もの」があるのに対して、時間は「データ」である事
- お金には時給差、月給差があるのに対して、時間には全員の1時間は同じ1時間であり、差がないこと。
ではタイムバンクについて詳しく見ていきましょう。
メタップスがリリースしたTimebank(タイムバンク)とは?
タイムバンクとは、時間をリアルタイムに売買できる「時間取引所」です。
いわば時間を預けられる銀行です。
普段ぼーっとしたり、動画をみたりしている、1時間ありますよね?
その1時間を他人のために使うと1アワーがもらえ、タイムバンクに預けることができます。
その後もし、あの有名な人からお話を聞きたい、と思ったらタイムバンクから1アワーを引き出し、使う事によって、有名な人の1時間をいただく事ができます。
これらを、仲介してくれるサービスTimebank(タイムバンク)です。
Timebank(タイムバンク)の可能性
好きなことが仕事になる時代
タイムバンクは様々な人の空き時間を有効活用できる市場が作られる事を目指しています。
それによって、企業に勤めて言われた事をただやる、世の中から、自分に専門の知識があればそれが資産となって生きていける「個人」が主役となる新しい経済が生まれる可能性があります。
例えば、昔はゲームばっかやっていると、将来役に立たないから無駄と言われてきました。
しかし、現在では、プロゲーマー、ゲーム実況者とゲームのみで生計を立てる事のできる人たちが増えており、ひとまとめにゲームが無駄とは言えなくなっている時代を迎えています。
ただ、現在はかなりゲームを極めているか、実況者のようにカメラの前で一人で淡々と話すというちょっと特殊な技能がないと難しかった。
だが、さらに時代は、進化しています。
今回のタイムバンクで、近い未来、ゲーム上位者が下位者にコツを教えるといったようにかなりの能力を持った人でなくとも、ある程度能力があれば教えるといったようないわばゲームコンサルといった事が可能になります。
ですからゲームが将来役に立たないと、いう時代は終わり、ゲームも仕事になる時代がくる可能性があります。
メタップスが日本全体への経済効果
生まれた時から貧乏であると、学校にも行けず、必要とされている教育を受けることができなくなっています。
それゆえお金も稼げず、行きたい学校にも行けず、学がないために稼げない、という負のサイクルから抜け出しにくい状況です。
しかし、タイムバンクは万人に平等な「時間」が通貨のように機能する経済を作ることを目的としていることから、自らの1時間を誰かのために使うことによって、1時間教育を受けるための時間に変換することができます。
これにより、貧しい人たちの底上げから、お金の流動性が向上し、日本の経済の景気向上につながる可能性も考えられます。
中学、高校、大学卒業後、会社勤め以外の選択肢
タイムバンクは、人類が進化と共に住む場所や職業や結婚相手を選べるようになったのと同様に、個人が自分に合った経済を「選べる」時代を作ります。
と掲げています。
もしこれが実現するのなら、学校卒業後は、会社勤めをするという選択肢だけでなく、自分の持っている能力を活かして社会を行きていく。という選択肢が増える可能性がます。
もちろん今の会社が能力を活かせないわけではない。ただ、ゲームプレイヤーや、トランプタワーを作るのが最高にうまいなどの能力が活かせる場面はかなり少ないです。
そのような一見趣味であるものが、簡単に社会を生き延びるためのツールになる可能性があるのです
タイムバンクは2017年初秋ベータ版リリース予定
2017年初秋にiPhoneアプリでのみリリース予定だそうです。
ブラウザ版・アンドロイド版は年内にリリースを目指しているとのこと。
この革新的サービスに早くから参入したいAndroid勢は、iPhoneの購入も視野に入れとくべき
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時間の発行者(販売者)の事前募集を開始
ある規定のスコアを出すと時間販売の申請ができるようになります。
その判別方法は、Facebook、Twitter、YouTube(Instagramは現在準備中)でアカウント連携し、タイムバンクの独自の計算により一定以上のスコアの場合に申請が可能になります。
その後、必要事項を入力し申請すると、審査に入ります。
なお現在は、Andoroid版、ウェブ版のリリースにも努めてメンバー募集もかけているようです。
興味のあるエンジニアの方は是非!